Counter Strike 2: ティックレートとは

もしもあなたがしばらくの間Counter Strikeをプレイしていたなら、多くのプレイヤーが長年にわたってティックレートの増加を求めてきたことをご存知でしょう。まあ、彼らが求めたものは正確には得られませんでしたが、それよりもずっと良いものを手に入れました。

ティックレートとは、サーバーが一定期間内に更新される回数のことを意味します。ティックレートが低い場合、ティックの間に発生した特定のアクションが失われる可能性が高くなります。Counter Strike 2はこれを変え、何かが起こった正確な瞬間をサーバーが知るようにし、ティックを完全に無くすことを目指しています。

ティックレートとは何か、そしてCounter Strike 2が従来のティックレートの問題をどのように対処するのかを見ていきましょう。

ティックレートとは

ティックレートとは、サーバーが特定の時間内に更新される回数を指します。更新（またはティック）のたびに、すべての入力コマンドがゲームによって登録されます。サーバーティックレートが高ければ高いほど、プレイヤーはサーバーからの入力更新を速く受け取ることができます。高いサーバーティックレートはオンラインゲームをプレイヤーにとってより正確で反応の良いものにします。

残念ながら、CS:GOに関しては、プレイヤーベースがValveに増加を求めてきたにも関わらず、長年にわたってティックレートが64のままでした（FaceitやESEAのようなサードパーティのサーバーを使用すれば128でプレイすることは可能ですが）。

多くのプレイヤーがティックレートを上げることを望む理由は、たとえそれが稀であっても、プレイヤーがコマンドを入力したが、入力時間が「ティック」の間にあるために登録されずにほぼ失われてしまうことがあるからです。これが他のゲームでそれほど重要ではないかもしれませんが、CS:GOのようなスピード感のあるFPSゲームでは、非常に大きな問題です。

ゲームを決める手榴弾を投げようとしているときに、マウスの動きの入力が失われたために、手榴弾を別の場所に投げてしまったと想像してみてください。これは、ゲームを決めるショットや他の重要なアクションにも当てはまります。

Counter Strike 2がティックレートを超えて進む方法

さて、Counter Strikeがこの問題をどのように回避するのか？ティックレートを上げるのか？いいえ。代わりに、Valveはサブティック更新アーキテクチャによって、ティックを完全になくす方法を見つけました。

このゲームでは、ティックレートにかかわらず、サーバーはプレイヤーが前に進んだとき、または射撃を行ったとき、または他のどのようなアクションを行ったときであっても、正確に知ることができます。簡単に言うと、一部のアクションは独立して追跡され、それらがティックに依存しなくなります。

このため、あなたの移動と射撃は常に同じくらい反応がよく、手榴弾を正しく狙えば、常に希望する場所に着地します。ティックのせいで入力が失われる可能性は絶対にありません。本当にゲームを変える機能です。言う通り、見たものが得られるのです。